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子育て入門

妊娠・出産・子育てバイブル

犬を外で飼うのは虐待と同じではないか?

今回は妊娠出産や育児の話ではないのですが、子どもが生まれて少し思うことがあるので書き綴って見たいと思います。

わたしの実家では室内犬を2匹飼っています。16歳と11歳。学生の頃からずっと一緒でした。
寝るときは布団に入ってくるし、こたつで一緒に寝る。犬たちは自分たちのことを人間と同じように思っていて、わたしたちも人間とほぼ同じように扱っていると思います。2匹ともまだまだ元気です。

最近実家の犬を散歩に外へ連れ出したときにふと、近所の外で飼われている犬(外犬)が目に入りました。

その外犬は寒い冬の日も雨の日もずっと短いくさりで繋がれていて、さびしそうな目で遠くを見ていました。
わたしとわたしの犬たちが通ると、ものすごい剣幕で吠えまくる外犬。
外犬は短い鎖によって半径1メートル以内しか動くことができず、外へ飛び出そうとしては張り詰めた鎖の存在に絶望して小屋へ戻っていく。
この犬は今まで生きていて一体何度、その鎖によって絶望を味わったのだろうか?

これは動物虐待ではないか?

わたしの実家は田舎にあり、飼い犬が外に繋がれているというのは割とよく見る光景でした。昔から子どもながらに「犬を鎖に繋いでおくなんておかしい」と思っていましたが、今自分が赤ちゃんを産み、その気持ちは強くなってきていると思います。

犬が、外に繋がれて幸せなことがあるでしょうか。

自分が好きで犬を飼ったんですよね?犬は家族と同じです。家族として受け入れた以上は人間と同じように暑い夏はクーラーの下でのんびりさせて
寒い冬はこたつで暖をとらせるべきではないかと思うのです。

動物だからという理由で外に繋いで人間と違う扱いをするのは、動物を奴隷のように扱っているように感じます。
生まれてきた赤ちゃんにも同じことができるのでしょうか?

犬の脳は、人間の3歳の幼児の脳と同じくらいだと言われています。3歳の子どもを外に繋いでおいたら、その子の精神は間違いなくおかしくなるでしょう。

外に繋がれている犬の顔と、うちで飼っている室内犬の顔つきは全然違います。
うちの犬はいつものんびりした優しい顔で、人を噛むことはありません。

一方、外に繋がれている犬はいつもどこか殺気立っていて、人間に吠えまくる。おそらく鎖から外したら人間を噛んだりするでしょう。
そんな犬を育ててしまったのは誰か。人間ですよね。

これって、子育てにどこか通じる部分があるのではないでしょうか。

わたしは、犬を外に繋いでいる人を軽蔑しています。おかしいと思うし、人間として大切ななにかが欠如しているとも思う。
これは極端な考え方でしょうか?
「いやいや、うちは犬を番犬として飼っているんだから、外に繋いでおかなければ意味がないんだ」
と反論する方がいるかもしれません。

えっ・・セコムとかあるのに、それを導入する代わりに生き物(犬)にやらせるってこと?それっておかしくね?


犬を外に繋いで番犬にしておくなんていう行為は戦後の時代の話で、今は室内で犬を飼える豊かさ(時間・お金・空間において)を持っている人しか犬を飼うなんてことはしてはいけないと思います。

ヨーロッパでは、動物を飼うのはステータスだそうです。動物を飼える=余裕がある ということ。
日本もそうでなくてはならない。犬を飼う余裕がない人が、自分たちのエゴで飼ってないけないと思います。

友人で独身アラサー都内で一人暮らしの友人が「結婚できないから犬を飼うことを本気で考えている」と言っているのを聞いたとき、「とんでもない」と思いました。
あなたが9時から18時まで(残業がある日はそれ以上)仕事している間、ずっと犬は一人だよ。
あなたが大好きな飲み会で終電で帰るときも、犬はたった一人で待っているんだよ。

休みの日も、あなたが友達と出かければ犬はたった一人。
狭い1Kのマンションで走り回ることもできずたった一人。

そこまで考えることのできない人が犬を飼うなんて絶対に言ってはいけません。
再度海外の話に戻りますが、ヨーロッパの国では犬を飼うハードルが高く、面接などをしてその飼い主の経済状態や精神状態などをクリアしていなければ犬を飼うことは決してできないのだそうです。

今犬を飼っている人、今から犬を飼うことを検討している人は今一度、自分が犬を飼える器がある人であるのか立ち止まって考えてみてほしいです。


終わり