会陰切開とは?切らなくて済むためにやったこと
会陰切開とは?
会陰(えいん)・・・膣と肛門の間の部分、ようするに赤ちゃんが生まれてくる穴の周りの部分です。
会陰切開とは、赤ちゃんが出てくるときに穴が広がり切らないときに、皮膚が裂けてしまうのを防ぐためにはさみでパチンと切ってしまうこと。もちろん、分娩後は縫合(縫い合わせること)をします。これは麻酔が効いているので全く痛くない。
しかし、お股を切るなんて考えただけで恐ろしいしできれば切りたくないと思う人が多いと思いますが、皮膚が裂けてしまう方がのちのち傷跡は痛く、また傷の治りも遅いのだそうです。
さらにわたしの母親は逆子だった姉を普通分娩で産むという奇特な経験をしているのですが会陰が裂けに裂けてものすごくひどいことになったそうです。(詳細は自粛。)
なんと、傷が本格的に痛くなくなるまで1年ほどかかったとのこと。
はさみで真っ直ぐに切る会陰切開と違って、ものすごい裂け方をした母の場合縫い合わせるのも大変だったようで・・それも傷の治りが遅い原因だったそうです。
裂けるよりはお医者さんに切ってもらう方がずっと良いけど、でも切らなくて済むなら切らないに越したことはないですよね。
今までの話を簡単にまとめると
1. 会陰が裂ける → できれば避けたい
2. 会陰切開(はさみでパチン) → 裂けるよりは良い
3. 皮膚がちゃんと伸びて切らずに済む → 理想
ですね。
ちなみに、わたしはパターン3でしたが少しだけ裂けてしまったので2針ほど縫いました。
わたしは会陰切開のことを妊娠中に知り、とても怖くなったので会陰切開をしなくて良いように色々と対策をしていました。
前置きが長くなりましたが、わたしが切らなくて済むためにやったことを、本記事でシェアしたいと思います!
1. オイルマッサージ
妊娠8ヶ月頃から、会陰のオイルマッサージをはじめました。
ここで使うのがカレンデュラオイル。これは妊婦さんの間では有名なオイルで、会陰マッサージといったら必ず名前が挙がります。
やり方は簡単。お風呂上がりにティッシュにカレンデュラオイルを染み込ませて、1分程度会陰をもみ込むだけです。
本当は5分くらいやった方がよかったのかもしれませんが、お腹が大きい状態で会陰をマッサージするのはなかなかしんどい、ずぼらなわたしは1分が限界でした(笑)。
カレンデュラオイルはネットで探すと色々出てくるのですが、なにを買ったら良いのかわからなかったので「生活の木」のものを買いました。(なんとなく、知ってるメーカーだと安心だったから)
- 出版社/メーカー: 生活の木
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これ
かなり量があるので出産後もオイルが残りましたが、全身に使える肌にとても良いオイルなので出産後にやたら乾燥した顔や体に塗ったり、綿棒に染み込ませてお腹やへその黒ずみの清掃に使用しています。
2. 暇さえあれば足を開いて寝る
わたしはソファーになることが多かったのですが、その際は必ず片足を背もたれにかけて座っていました。
会陰が伸びることを意識しながら足を開くのがポイント。ちょっと人には見られたくない体勢かもしれませんが。(笑)
旦那さんに見られるのが恥ずかしい方は実家への里帰り中などにオススメです☆
3. ストレッチ
開脚など、足の付け根が伸びるようなストレッチをしんどくない程度にやっていました。
ストレッチの際に気をつけることは呼吸です。
基本、息を吐くときによく筋肉が伸びるので、細く長く「ふーーーーー」っと息を吐きながらゆっくりストレッチしていきます。
この呼吸法は実は陣痛の際の呼吸と同じ。この呼吸法を練習していたので、陣痛の際は助産師さんに「呼吸が上手」と何度も褒められました。呼吸のやり方次第で陣痛の痛みの感じ方はかなり変わるらしいので、ぜひ上手な呼吸法を身につけてみてくださいね。
終わりに
いかがでしたか?会陰切開せずに分娩ができると、産後の体の回復はかなり早いですよ。
会陰切開をしなくて済むよう、産前にできる対策はできるだけやりながら出産に挑んでくださいね!