帝王切開出産が人間の進化に影響する?!
最近面白いニュースを見つけたのでシェアしますね。
www.bbc.com
ちょっと分かりにくい話なので、ざっくり説明するとこんな感じ↓
帝王切開という技術が生まれる前の時代、出産には普通分娩という選択肢しかなかった。
基本的には、普通分娩の際はお母さんの骨盤と赤ちゃんの頭のサイズの関係は
骨盤(母)>頭(赤ちゃん) で無ければ成立しない。
そのため、骨盤の小さい女性や頭の大きい赤ちゃんは分娩が非常に難しかった。
ということは、そのような人たちは自分の遺伝子を後世に残すことが難しいということになるので、必然的に
- 骨盤の小さい遺伝子を持つ人間
- 頭の大きい遺伝子を持つ人間
は淘汰されていくはずだった。
しかし帝王切開というやり方ができてしまったので、上述したような遺伝子を持つ人たちが自分たちの遺伝情報を残すことができるようになってしまった。
ってことは、人間の進化に影響が出てくるよね。っていう話です。
頭でっかちで骨盤が狭い・・
極端な話、将来的にはこんな未来的な形状の人間を生み出すことも可能ってことよね?
一気ににじみ出るSF感。。
・・ところで骨盤の小さい女性がバカでかい赤ちゃんを産めなくて帝王切開になるというのは
アジア人女性と欧米人の国際結婚カップルに有り勝ちな話だと思います。
国際結婚カップルは帝王切開が多い?
バリ島に行ったとき思ったのが、現地女性の小さいこと!
足なんかほっそくて、骨格が我々と全然違う。
対してアメリカやヨーロッパへ行ったときには外国人男性の大きさに驚きました。
もし骨盤の小さいアジア人の女性と大柄な外国人男性が結婚して妊娠をした場合、
赤ちゃんがパパに似てめちゃめちゃ大きいってことは往々にしてあるわけです。
わたしの知り合いの国際結婚ママも、一人目の子どもを4キロ近くで産んでいます。
その人は運良く普通分娩で出産できたらしいのですが、妊娠中に赤ちゃんの頭の大きさがお母さんの骨盤を超えてしまったら帝王切開するしかないですよね。
というわけで人種のるつぼであるアメリカは帝王切開を初めから選ぶ女性も少なくないらしいです。
わたし自身、妊娠中に暇を持て余して英会話の無料体験レッスンに参加した際、アメリカ人の先生に
「普通分娩と帝王切開どっちにするの?」
と聞かれたのは衝撃でした。
わたし「いやいや、逆子とかどうしようもない場合は帝王切開にするけど、基本的には普通分娩で産むつもりですよ。
お医者さんも帝王切開は進めないし、やむを得ない場合だけですよ。」
先生「日本ってそうらしいね〜。アメリカでは選べるよ〜」
わたし(知ってるならなんで聞いたんだ・・)
ちなみに普通分娩は英語で「Natural delivery」、帝王切開は「C section」といいます。
わたし「なんで C-section っていうんですか?」
先生「Cの形にお腹を切るからだよ〜」
わたし「ほー。なんだかアナログな語源ですね」
という会話をしたのですが、真っ赤な嘘!!笑
C-sectionはCesarean sectionの略で、Cesareanとはローマ時代の皇帝のカエサルが語源になっています。
だから、そのまま日本語でも訳されて「帝王←カエサルのこと 切開」なんですね。
話が脱線してしまいましたが、帝王切開が人間の進化に影響があると言っても、エイリアンが生まれるのはもっとずっと先の話だと思いますのでのんびり見守っていきたいと思います。
今日はここまで!